芦ノ湖湖尻茶屋｜ワカサギ

箱根山上のカルデラ湖・芦ノ湖は釣りのメッカとしても有名。3月1日から12月第3日曜までが解禁日で、ヤマメやイワナ、ヒメマス、虹鱒、ブラウントラウト、オオクチバス、鯉、鮒、ウグイ、オイカワ、ワカサギなど様々な種類の魚が釣れる。湖の北側の湾・湖尻湾は、遠浅の砂浜で芦ノ湖の中でも絶好のポイント。湖尻茶屋は、その湖尻湾の湖畔にある釣り船屋。貸し竿や遊漁証も取り扱っている。

箱根の坂を登り、途中、宮の下交差点で国道1号線を箱根裏街道へそれ、仙石原を抜けて走る。山間の方々から湯が沸いていて、走っている地面の下も高温の温泉が流れていそうな仙石原あたりは、鉄パイプを挿すとすぐに湯が噴出してきそう。実際に温泉も多い。蒸気を上げ続ける大湧谷が遠くに見える。秋の夕暮れのススキの穂が金色に光る写真で有名になった仙石原の緑の草原の中を走り、箱根湿生花園を経て芦ノ湖へ下りる。空の青を映して湖は群青色だ。対岸に緋色の鳥居が見える湖東の道を走ると、富士山が顔を出し始める。元箱根までくるとその顔も相当に大きく、壮麗な姿が我々を迎えてくれる。