「子どもでも釣れる魚を知りたい」「子どもがいても安全な釣り場で釣りがしたい」「難しい仕掛けでなくシンプルな仕掛けで釣りたい」・・・
そんな方におすすめなのは堤防での「サビキ釣り」による「アジ」を狙っていきましょう!
サビキ釣りは初心者、子どもでも扱え、釣果が高い釣り型です。
簡単にコツがいらない釣り方なので、釣ったアジは持ち帰って唐揚げ、塩焼きなど最高です。
目次
- サビキ釣りに最低限持っていきたい持ち物
- サビキ釣りの基本的なやり方(初心者、子供でも簡単にできます)
- 慣れてきたらアジング釣りもやってみよう!
- サビキ釣り、アジング釣り初心者向けタックル紹介
- 釣れたアジの保管方法「生きジメ」の紹介
- 釣った魚はぜひ持ち帰って食べてみよう!
1.サビキ釣りに最低限持っていきたい持ち物
①竿
リール付きの竿ならOK。おすすめは3m前後の竿です。
②仕掛け
・サビキ針
5~7号。10cm程度の豆アジ主体なら5号、15~20cmの中型を狙うなら6~7号がおすすめ。
<針の色おすすめはこの2つ!>
サビキ針には様々な色がありますがおすすめは「ピンク(ピンクスキン)」と「白(白スキン)です。
色の選び方のポイントはエサと同化させるという考え方があります。
「アミエビのコマセを使う時はピンク色を使う」という具合です。
初心者の場合はアミエビが最もメジャーなコマセなので最初はピンク色を使うことをおすすめします。
白色はシラスに近い色でサビキ釣り終盤の秋によく使われるエサです。
アミエビのコマセで釣れなくなった時に変化をつけるために白色の針を使うと一気に釣れ始めることがあります。
シラスを撒き餌に使う時は同調色のスキンになります。
サビキ釣りに出かけるのであればこの2種類は必ずもっていきたい色の針です。
・アミカゴ
オモリ内蔵の10~15号。
・オモリに合った飛ばしウキ
※初心者の仕掛けは道糸に直接結ぶだけでオールインワンタイプが簡単でおすすめです。
値段もやすく家族で釣るときの時間の節約にもなります。
・エサ
まき餌で使うアミエビは冷凍、生、チューブといろいろなタイプの物があります。初心者や家族での釣りには常温保存でき手を汚すこともなく、残ったら自宅で保存もできるためチューブタイプをおすすめします。
2.サビキ釣りの基本的なやり方(初心者、子供でも簡単にできます)
1.海中の狙いたい深さまでゆっくり仕掛けをおとす。基本は底までおとす
2.底まで落とすと糸が緩むため、糸が張る状態まで巻き上げる
3.竿を20センチくらい上下に動かす。その後5~10秒アタリを待つ
4.海中でカゴ(網)のエサが散らばって魚が集まってくる
5.魚は散ったエサを食べますが、針がエサに似ているため、魚は間違えて針にも食いついてくる
6.そこで魚が釣れる! ※魚はエサに寄ってくるので、投げる必要はありません。
力やコツがいらないため、女性や子供も簡単に楽しむことができます!
3.慣れてきたらアジング釣りもやってみよう!
アジングとは?
サビキ釣りではカゴに入った餌でおびき寄せる釣り方ですがアジングはルアーを使用してアジを釣り上げる方法です。簡単にご紹介しておきます。
エサではなく小さなワームを使用します。
アジングは手軽にできて大型のアジを狙う事もできることが人気の理由となっています。
アジングのやり方
①1~2グラム程度のジグヘッド(針)にワーム(疑似餌)をセットしてから、キャスト。これを繰り返す
②ゆっくり仕掛けが沈んでゆく。30秒まちロッドの穂先を斜め上方に持ち上げてゆく
③穂先がジグヘッドの重みで少し曲がるくらいの状態で、リールを巻いていく
④アタリがくるまでこれを繰り返す
<注意点>
アジは群れで泳いでいるため余計な刺激を与えてしまうと一斉に底に移動してしまうことがあります。余計な刺激は与えないことが大切です。
アジング釣り初級者におすすめの釣り場
回遊魚のアジが回ってきやすい外洋に面した漁港
湾の内側の漁港では潮が動かないので、どうしても回遊魚のアジがなかなか回ってきません。ですので漁港が外洋に面している釣り場で試してみましょう。
漁港や夜間の街灯の下
アジのエサとなる小魚が集まりますので夜の街灯の下もおすすめです。
アジが釣れる釣り場は「Tsure-ViEW(釣レビュー)」で探そう
当サイトの釣り場口コミサービス「Tsure-ViEW(釣レビュー)」でアジが釣れる釣り場を探すことができます。
4.サビキ釣り、アジング釣り初心者向けタックル紹介
初心者にとって竿や針などいったいどれを選んだらよいのか迷う時は入門用セットをおすすめします!
サビキ釣りならこちら
エサもついての金額なので、コスパが良いと思います。すぐに使えるし、釣りも十分出来ます。
手軽にアジングを始めたい人におすすめはこちら
アジング釣りに関する知識がすくない初心者はアジングセットがおすすめです。
最初はアジングセットで釣りをしてみて、足りない部分を少しづつ補っていくことが一番の近道です。
釣具店やネット通販で価格も安いアジングセットを簡単にみつけることができます。
5.釣れたアジの保管方法「生きジメ」の紹介
せっかく釣ったアジも痛めてしまったり腐らせてしまったりしたのでは食べる楽しみが無くなってしまいます。料理の前に『生きジメ』による保存法を紹介します。
用意するもの
- ナイフ(魚を締める用)
- 水汲みバケツ
- 氷(保冷剤はNG)
- クーラーボックス
締め方
①生きたままのアジのエラをナイフで切り落とす
②生きた状態のアジを海水の入った水汲みバケツに入れ血抜きを行う(死んでいると十分に血を抜くことができない)
③(可能であれば)血抜後のアジの尾を切る。骨の少し上にある穴にワイヤーを通し神経抜きをする
④血が抜け切った頃合いで氷と海水(真水はNG)でつくった氷水の入ったクーラーボックスにアジを移す
⑤アジは釣れ出すと一気に沢山釣れる事が多いため水汲みバケツにある程度アジがたまったら締める
⑥クーラーボックスへ移動し、移動したタイミングで水汲みバケツの水を変える。(こうすると効率が良い)
6.釣った魚はぜひ持ち帰って食べてみよう!
自分が釣った魚を家に持ち帰りぜひ食べてみましょう!買ったものとは違う感動が待っています!
基本的な手順としては、
・うろこを取る
・内臓をとる
・3枚におろす
となります。
フライ、煮つけなど様々な食べ方がありますがクックパットなどを見て、是非お好みの食べ方に挑戦してみてください!
クックパット(アジの捌き方)
鯵のおろし方 by クックパッド料理動画 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが356万品 (cookpad.com)
安全で簡単なアジ釣りで楽しい一日を家族で過ごしてくださいね!